
フクぞう
にゃこた
行きたい場所をタップするんよ
(きんたいきょう)
(いわくにしろへびじんじゃ)
(いわくにじょう)
(しらかべのまちなみ)
(やまぐちさびえるきねんせいどう)
(ゆだおんせん)
(るりこうじ)
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(からといちば)
(かんもんきょう じんどう)
(きわ・ら・びーち)
(ほうふてんまんぐう)
(きんたいきょう)
おい、知っちょるか?あの錦帯橋、めちゃすげぇんよ!
へぇ~、橋がすごいってどういうこと?飛んだり跳ねたりできるん?
いやいや、アトラクションじゃねぇんよ!錦帯橋はな、五連のアーチがある木造橋なんよ!
木でできちょるのに、めっちゃ長持ちしちょるんじゃ!
木でできちょるのに長持ち?そんなん、虫食うてボロボロならん?
そんじょそこらの木と一緒にすんな!特殊な技術で木を組んで、ほんまに頑丈なんじゃ!
もう何回も洪水で流されちょるけど、そのたびにパワーアップして復活しちょるんじゃ!
おぉ、なんやそれ?ドラゴンボールみたいやな!何回も壊されて強くなる!
まさか、橋が『オラ、わくわくすんぞっ!!』とか言うんか?
いやいや、橋が喋ったら怖いわ!ほんでな、今じゃ技術がさらに進化して、もう流されんぐらい頑丈なんじゃ!
ほぉ~、そりゃ凄い!今はスーパー錦帯橋3ぐらいになっちょるんかの。
一回ドラゴンボールから離れろよ!でもほんまに立派な橋でな、景色も最高なんよ!
特に桜の季節とか、もう絶景じゃけぇ!
おぉ、桜かぁ!花見しながら渡れるんか。そりゃええのぉ。
でも俺、高所恐怖症やからなぁ…アーチの上でびびって腰抜かしそうやわ。
いや、そこまで高くねぇわ!てか、猫のくせに高所恐怖症ってどういうことや!
でもアーチが急じゃろ?俺が渡ったらスケートみたいにすべって、橋からスイーッと川にダイブしそうやな。
お前は何しに錦帯橋に行くんじゃ!観光じゃろ!川で泳ぐんじゃねぇよ!
泳ぐんじゃなくて、橋からダイブして『錦帯橋におれはなる!』とか言いたいんじゃ!
最後はワンピースかよ!お前が橋になったら、観光客誰も渡らんわ!
(いわくにしろへびじんじゃ)
ここが白蛇神社じゃ!縁起がええ神社で、金運アップや商売繁盛にご利益があるんじゃ!
しっかり参拝するぞ!
へぇ~、参拝したら、白蛇さんが『どんな願いも一つだけ叶えてやろう!』って言ってくれるんかの〜?
いやいや、シェンロンじゃねぇから!お前、どんだけドラゴンボール好きなん⁉
たしかに少し似ちょるかもしれんけど…。
参拝したら、わしも白蛇になれるかの?
お前はただの白猫や!何を目指しちょるんじゃ!?
ちゃんと金運アップとか祈れや!
でも、白蛇になったら、わしも神様として大人気になるかもしれん。
んで、毎日カツオの供え物もらえるんじゃろ?
供え物目当てか!欲望まみれの神様なんかおらんわ!
そもそも、蛇になったらカツオは供えてもらえんやろ!
ほうか、じゃあこう頼もう!
『白蛇さん、フクぞうをわしの執事にして、毎日ご飯を作らせてください』って…
完全に舐ちょるな…、ネコだけに。
やっぱり、こうしよう!
『フクぞうがもっと優しくなりますように!』
おまえがな‼
(いわくにじょう)
にゃこた、ここが岩国城じゃ!天守は山の上にあるけぇ、ロープウェイで行くんじゃ。
えっ、ロープウェイ?じゃあ、おれスパイダーマンみたいに自力で登ろうかの!
登れるわけなかろうが!普通にロープウェイ乗れや!
天守に着いたら、『ここが俺の城じゃ!』って叫ぼうや!
お前、叫ぶん好きやのぉ。ほいじゃけど、天守から見える景色は最高じゃけぇ、しっかり見て楽しめ!
天守の中って、お宝あるん?おれ、伝説の剣探したいんじゃ!
お宝はないけど、昔の武具とか展示されとるけぇ、歴史は感じれるぞ!
なるほどな~。ほいじゃけど、この天守ってめっちゃ新しい感じせん?
そりゃそうじゃ。ここは昭和37年に再建された天守じゃけぇの。
そうなんじゃ、すげー!『マインクラフト』でオレも岩国城作ってみようかの!
お前、すぐゲームにするのやめぇ!ちゃんと歴史学ばんか!
フクぞう、天守からの景色見てたら…なんか天下取れそうな気がしてきたぞ!
ほうか。ほいじゃ、お前、まず天下取る前に岩国寿司食べてエネルギーつけろ!
(しらかべのまちなみ)
にゃこた、ここが柳井の白壁の町並みじゃ。ええ雰囲気じゃろうが。
おお、ほんまじゃ!…ん?なんかめちゃくちゃ美味そうな金魚がおるんじゃけど!
お前、また食い物のことしか考えちょらんのか!あれは金魚ちょうちんゆうて、和紙でできた飾りじゃ。
和紙?ほんまか?ちょっと味見だけ…
コラ!町の人たちの大事な文化財じゃけぇ、かじるな!この金魚ちょうちんはお盆の頃になると町中に飾られて、幻想的な光景になるんじゃ。
ほほう、それは是非見てみたいのう〜。ほいじゃ、金魚はあきらめるけど…何か食べ物の名物はないんか?
ほんなら“甘露醤油(かんろしょうゆ)”じゃな!これがまた、濃厚な甘みがあって刺身にも煮物にもピッタリなんじゃ。
甘露醤油か。名前だけで美味そうじゃの。刺身にたっぷりつけて食べたいの!
ええな、それが柳井の楽しみ方じゃ!白壁も金魚ちょうちんも甘露醤油も満喫したら、最高の旅になるけぇの。
白壁の町並みもええし、金魚ちょうちんもかわいいし、甘露醤油もうまいし…柳井、最高じゃの!
(やまぐちさびえるきねんせいどう)
ここが山口サビエル記念聖堂じゃ。見てみぃ、建物からして荘厳な雰囲気が漂っちょるじゃろうが!
ほぉ~、立派な建物じゃのう。で、サビエルっちゅうのは、この教会で何をしちょったん?
サビエルは日本にキリスト教を伝えた人じゃ!そんときの拠点が山口での活動だったけぇ、日本のクリスマスの歴史もここから始まったっちゅうことなんよ。
おぉ~、そりゃすごいの!ほいじゃあ、ここで最初のクリスマスパーティーとかしよったんか?
パーティー言うな!もっと神聖な祈りとか教えを伝える活動をしちょったんじゃ!それに、教会の中を見てみぃ、すごいステンドグラスがあるんじゃろ。
ステンドグラス?ほぉ~、なんかガラスに絵が描いちょるんか?カラフルじゃけぇ、お菓子みたいで食べられそうじゃな!
食べられるか!あれは色付きのガラスを組み合わせて作っちょるアートじゃ。特に光が差し込んだら、神秘的で吸い込まれそうになるっちゃ。
なるほどな~、光のマジックみたいなもんか。フクぞう、お前もちょっと神々しゅう見えるかもしれんで!
誰が神々しいフグじゃ!さっさと静かに見学せぇ!
(ゆだおんせん)
ここが湯田温泉じゃ。山口市の自慢の温泉地で、江戸時代から人気の場所なんじゃけぇ。
へぇ~、温泉って何がいいんか?
湯田の温泉はな、アルカリ性でお肌つるつるになるっちゅうて人気なんよ。
あと、源泉は結構熱めじゃけど、温度調整していろんな湯船が楽しめるんじゃ!
ほぉ~、それはすごいのぉ。ほいじゃ、温泉の水で洗濯したら服もつるつるになるん?
せんわい!温泉は入るもんじゃ!ほれ、特に“白狐の湯”っちゅう名前の温泉が有名でな、伝説が残っちょるんじゃけぇ。
白狐?お湯に浸かって真っ白になったんか?
違うわい!昔、白い狐が足を怪我してな、この温泉に浸かったら治ったっちゅう話が伝わっちょるんよ。それでこの温泉地の名前が有名になったんじゃ。
なるほどなぁ。ほんならワシも疲れた肉球を癒したいのぅ。
肉球だけじゃのうて、全身もつるつるになるけぇ一石二鳥じゃな!あと、温泉街もええ雰囲気じゃけぇ、歩いて楽しむのもオススメじゃ。
温泉饅頭も売っちょるし、白狐をモチーフにしたスイーツとかもあるぞ。
スイーツ!?それはええのぅ。ワシも白狐のスイーツ食べながら、温泉でつるつるピカピカになってくるけぇ!
(るりこうじ)
見てみぃ!これが瑠璃光寺の五重塔じゃ!日本三名塔の一つっちゅうて、山口市が誇る国宝なんじゃけぇ。
おぉ~、めっちゃ高いの!これ、誰が建てたん?
昔のお殿様、大内盛見公が建てたんじゃ。兄弟が戦で亡くなったんを悼んで、その供養のために作られたっちゅう話じゃの。
ほぉ~、戦で亡くなった兄弟のためか…。でも、これ建てるのめっちゃ大変じゃったろうの。
そりゃのぅ。材料集めて、大工さんが一生懸命作ったんじゃけぇ。建てられたのが室町時代っちゅうて、600年近く前なんじゃぞ。
600年!?ワシが昼寝しちょる間に、そんな歴史が動いちょったんか…。
お前の昼寝と比べるんじゃない!それに、この塔は上から見ると“蓮の花”の形になっちょるんじゃ。
美しさと祈りが詰まっちょるっちゅうわけよ。
ほぉ~、そがぁな仕掛けがあったんか。ほんなら、塔の上に登ってみたいのぅ!
登るんじゃのうて、見るもんじゃ!庭園から見ると一番キレイに見えるように計算されちょるんじゃけぇ。
計算されちょるんか。けど、夜にライトアップしたら、影絵で五重塔の“六重目”が現れるとかあるん?
あるかい!けどライトアップはほんに幻想的じゃけぇ、夜も楽しめるっちゅうわけじゃ。
そりゃええのぅ~。歴史も学べて夜景も楽しめるなんて、贅沢な場所じゃな!
(べっぷべんてんいけ)
ここが別府弁天池じゃ!見てみぃ、この水の青さ!まるで宝石みたいやろうが。
ほんまや!これ、水なんか?絵具で塗ったんじゃないん?
塗るか!これは湧き水でな、日本名水百選のひとつに選ばれちょるんじゃけぇ。
名水百選?そんなら、この水でご飯炊いたら金メダル級の味になるん?
それは知らんけど、きっと美味しいご飯が炊けるじゃろうの。けどな、この池の水は飲むんじゃのうて、眺めて楽しむもんじゃ。
ほぉ~。そんで、この青い色は何でなん?
水に含まれちょるミネラルと光の加減でこんな青さになるんじゃ。自然の力っちゅうやつよ。
自然ってすごいのぉ。そんじゃ、ここに住んどる魚も青色なん?
魚は普通の色じゃ!でもな、この池は昔から弁財天様が祀られちょって、商売繁盛や学問の神様としても知られちょるんよ。
弁財天様か!ほんなら、ワシも池にお願いして“毎日おやつが2倍”になるよう祈ろうかの!
願いがセコいわ!もっと大きな願いをせぇや!
(まぐらのおおいわごう)
にゃこた、ここが万倉の大岩郷じゃ。でっかい岩がいっぱい並んどる景色が壮大で、まるで自然のアートみたいなんよ!
わお、岩だらけじゃな!これ、岩に顔を描いたら芸術展出せるんやないん?
顔描くな!これ、自然が作った芸術じゃけぇ、どれもが歴史的な岩なんよ。
歴史的な岩か~。これ、岩がしゃべったら、どんな話してくれるんかなぁ?
岩はしゃべらん!でもな、この岩群は江戸時代から伝わる伝説があるんじゃ。
昔、大きな岩が転がってきて、村を守ったって話が残っとるんよ。
岩が転がって守ってくれるんか!じゃ、ワシも岩になったら何か守れるかの?
守れんわい!でも、この岩の中には不思議な形のものもあって、見つけるのが楽しいんじゃ。
へぇ~、不思議な形か。ほんなら、ワシも岩の形見て“猫岩”見つけるけん!
“猫岩”なんてないわ!でも、確かに岩の形を見て、いろんな動物とかに見立てるのは楽しいかもしれん。
寝そべった形の岩があったらきっと猫岩じゃ!!
せっかくの岩群じ、ゆっくり眺めて、自然の力を感じんさい。
(ちょうもんきょう)
ここが長門峡じゃ。山口が誇る紅葉スポットで、秋になったら赤や黄色で山が燃えるように綺麗なんじゃけぇ。
おお~、紅葉か!ワシも紅葉みたら赤くなれるかもしれんの!
ならんわ!お前はそのまんま白猫じゃ。ほれ、長門峡は渓谷がずーっと続いちょるけぇ、景色を楽しみながらハイキングするんが一番ええんよ。
ほぉ~、ハイキングか。けどワシ、歩きすぎたら肉球が痛うなるんじゃけど…。
心配すんな!途中に休憩できるとこもあるし、川のせせらぎがええ感じに癒してくれるけぇの。
川のせせらぎか~。ほんなら、紅葉の葉っぱ流して“もみじレース”したら面白そうじゃの!
お前はなんでも遊びにするのぉ。けど、そんな自然と戯れるんもここならではじゃけぇ、楽しんでええぞ。
フクぞう、ほんなら次の紅葉狩りでお弁当持って一緒に来ようや!
(すさほるんふぇるす)
にゃこた、ここが『須佐ホルンフェルス』じゃ!見てみ、白と黒の縞模様が海の端まで続いとるけぇ、まるで巨大な絵画じゃろう?
ほぉ~、確かにデカい絵じゃの。これ、誰かが筆で描いたんかの?
バカ言うな!1500万年前のマグマの熱で岩石が変化してできた自然の芸術品なんじゃ!人の手は一切入っとらん。
ほぉ、そりゃあすごいの~!自然の力で描かれた縞模様(しまもよう)っちゅうことか。
そうじゃ!ちなみにな、地名の須佐は日本神話に登場するスサノオノミコトにちなんどるらしい。
ほぉ、なんか壮大な気分になる名前じゃの。誰でもこの海の近くまで降りれてこの模様を見れるんか?
行けるぞい!断崖の下まで降りられる遊歩道があるけぇ、目の前でこの縞模様を堪能できるんじゃ。
そりゃええの~!間近で自然の芸術を堪能できるなんて、ええ体験じゃ!
ただし、足元に気をつけにゃあいけんぞ!絶景は安全第一で楽しむもんじゃけぇな。
(かさやまつばきぐんせいりん)
ここが笠山椿群生林じゃ!ここには、冬になると真っ赤な椿が山いっぱいに咲いて、まるで紅い絨毯(じゅうたん)みたいに見えるんじゃけぇ。
おお、絨毯みたいな椿か!それならワシも絨毯の上でゴロゴロ寝転がりたくなるな~。
寝転がらんでいい!椿が見頃の時期になると、山全体が華やかになるんじゃけど、椿の花言葉もあってな、“控えめな美しさ”とか“慎ましさ”がテーマなんよ。
ほほ~、控えめな美しさか。それならワシも控えめに美しくなろうかの。
ま~頑張れや。ここでは椿の花を見ながら散歩するのが最高で、冬の寒さを忘れるくらいキレイなんよ。
ええ場所やね!。あと、たしか椿の花の下で寝転んだら、きっと良いことあるって言われとるらいしいやん!
そうやけど、寝転ぶならせめて椿を踏まんようにせんといけんぞ!この椿群生林は保護されとるから、みんなで大切にしとるんじゃけぇ。
わかった!椿を踏まんように、優しくな!
それがいい!椿の美しさを楽しんで、自然と一体になれる時間を大切にするんじゃ。
(もとのすみじんじゃ)
にゃこた、ここが元乃隅神社じゃ!すごいじゃろ、赤い鳥居が海に向かってたくさん並んどるんが印象的な場所なんじゃ!
うわーーー、すごい景色じゃの!なんか“神様の通り道”みたいな感じがして、ワクワクするな!
そうやろ!何本もの鳥居が並んでる“龍宮の扉”っちゅうところが観光スポットとしても有名じゃけぇ、見るたびに感動するんよ。
龍宮の扉か!それなら、ワシも龍宮に連れてってもらえるように、お賽銭をいっぱい投げるぞ!
実はこの神社、お賽銭を投げる場所がちょっと変わっとってな、鳥居の上に石の箱があって、そこにお賽銭を投げ込むんじゃけぇ、よく狙って投げんといけんよ!
お賽銭を投げるんか!思ったよりも高くて難しそうじゃの…もし外れたら…ワシの運が悪いってことかな?
そんなことないぞ!ただ、投げるときにしっかりお願い事を込めることが大事なんじゃ。心を込めて、神様に感謝の気持ちを伝えることが大切じゃけぇ。
心を込めてか~。それなら、ワシも“もっとお昼寝が長くできますように”ってお願いしてみるかの!
いつも長々と昼寝しとるやろ!ここは景色も良いし、良いエネルギーをもらえるんじゃけぇ、しっかりお願いしてこい!
どれ、頑張ってお賽銭投げてみるかの〜!
(おおみじま)
にゃこた、ここが“海上アルプス”っちゅう名前で知られとる青海島(おおみじま)じゃ!
青海島(あおみしま)か~。海が青いけぇ、そう呼ばれるんかの?
そこ、間違えとるぞ!“おおみじま”じゃ!名前を間違えたら、島の神様に怒られるけぇ、気ぃつけんにゃいけん。
おおみじまか!フクぞうがよく“フグぞう”って間違えて呼ばれるんと似とるな。
そうそう!山口では“ふぐ”を“ふく”っちゅうて、福を呼ぶ縁起もんの名前にしとるんじゃ。このありがたい名前を間違えるとは…失礼なやつじゃの!
へ~、福を呼ぶフグか~!それならワシも“にゃこ福”に改名しようかの!
勝手にせぇ!青海島の話に戻すぞ。この島は、断崖絶壁や洞窟がすごい迫力じゃけぇ、まさに“海上アルプス”なんよ。
断崖絶壁か~。ワシ、そこに登って度胸試しでもするかの!
コラ、落ちたら大変じゃけぇやめちょけ!安全に遊覧船で景色を楽しむのが一番じゃ。陸上からは青海島自然研究路を散策ができるぞ。
ほほう!海からも陸からも楽しめるのか〜!青海島楽しそうじゃの。
それが青海島じゃ!美しい自然と歴史をじっくり味わえば、心がリフレッシュすることまちがいなしじゃ!!
(せんじょうじき)
にゃこた、ここが千畳敷じゃ!見てみい、この広さと景色!
ほんまに広いのう!こりゃほんまに畳千枚分ありそうじゃの!どこまででも走れそうじゃ!
そうじゃろう!ここは広々とした芝生と青い空、それに日本海を一望できる絶景で有名なんよ。山口県の宝みたいな場所じゃけぇの。
おお〜、海と空が一緒に見えるの、最高じゃ!それにこの芝生の上に寝転んでゴロゴロするの最高じゃないか?
お前のことじゃけぇ、どこでもゴロゴロしてそうじゃが、ここはそりゃあ最高じゃ!
ん〜気持ちがええ!あれ?あっちの白い建物は何なん?
あれは灯台じゃ。千畳敷の名物スポットで、青い海と白い灯台のコントラストがバッチリ映えるんじゃ。観光客にも大人気なんよ。
ほいじゃ、ここで写真撮ったらSNS映え間違いなしじゃの!…けど、なんかここ、カップルが多いんじゃないか?
確かにカップルにも人気じゃけど、一人で景色を楽しむのも最高なんじゃけぇ!ここで深呼吸して自然を満喫するんが一番贅沢な過ごし方じゃろ。
深呼吸か~。よし、ワシもお腹いっぱい空気吸うて、昼寝の準備万端にしとくわ!
寝る前に、もっと景色楽しめ!千畳敷は何回来ても新しい魅力が見つかるけぇの!
(ひがしうしろばたたなだ)
ここが東後畑棚田じゃ!どうじゃ、この景色!海と棚田のコラボ、最高じゃろうが!
おお~!ほんまにすごいのう。田んぼが階段みたいになっちょる!これ、全部人が作ったんか?
そりゃそうじゃ!江戸時代からコツコツ作られてきた伝統の棚田じゃけぇな。しかも、ここは『棚田百選』に選ばれた自慢の場所なんじゃ。
百選に入っちょるんか!なるほど、これは納得じゃの。…あの棚田に映っちょる空、なんかめっちゃキレイじゃないか?
お前、ええとこ気づいたのう!夕方になると、あの棚田がまるで鏡みたいになって、空の色を映し出すんじゃ。特に夕陽の時は、黄金色に染まる絶景が見れるんよ。
夕陽が映る棚田…聞いただけで胸アツじゃ!カメラマンが集まる理由が分かるわ。
そうじゃろ。しかも、ここは波の音がちょうどええ感じに聞こえて、静かで心が落ち着く場所なんじゃ。
波の音と夕陽のコラボ…そりゃデートスポットとしても最高じゃの。…ワシも誰かと来たいわ。
悪かったな魚が一緒で!お前はここで昼寝するほうが似合うじゃろうが!
でも、こんなとこなら昼寝も極上じゃの。絶景見ながらゴロンってな。
昼寝でもなんでも、こういう景色を楽しめる心が大事じゃけぇの。夕陽が沈むまでたっぷり楽しむんじゃぞ!
(ゆもとおんせん)
にゃこた、今日は湯本温泉に来たんじゃけぇ!ここには、音信川(おとずれがわ)っていう川が流れとるんよ。
おとずれがわ?なんか、静かで落ち着いた感じの川やねぇ。
その通りじゃけど、名前の由来には面白い伝説があるんよ。昔、ここに住んじょった恋人たちが、初恋の甘酸っぱさを川に託して、永遠の愛を誓ったんじゃ。
おお~、初恋の川!じゃあ、川の水がどんどん甘酸っぱくなって、恋人たちの気持ちが川に染み込んだってこと?
いやいや、そんなファンタジーやないけど。伝説では、その恋人たちがこの川で愛を育んだことで、川の流れも穏やかになったんじゃ。
なるほど!つまり、愛が穏やかに流れるってわけか。そういえば、ここの温泉の雰囲気も、恋人たちにぴったりな場所じゃないか?
お前、恋愛モード全開じゃな。でも確かに、湯本温泉の湯はリラックスできるし、初恋の伝説にぴったりなムードが漂っとるよ。
温泉に浸かりながら、初恋の思い出を振り返るっていうのも、なかなかロマンチックじゃのう。
そのうち、お前も恋の伝説を作れるようにな。まあ、恋してなくても温泉でゆっくりしていくのもええよ。
そんなん言うて、フクぞうが一番恋したくてそわそわしちょんやろ!恋愛について教えちゃろか!
お前に恋について教えてもらいたくないわ!でも、ここは本当に落ち着ける場所じゃけぇ、心を癒すには最高の場所じゃよ。
(みすずどおり)
にゃこた、『みすゞ通り』に来たぞ!ここは長門市の中でも、詩人の金子みすゞさんにちなんだ通りなんよ。
金子みすゞさんって、あの『私と小鳥と鈴と』を詠んだ人か!なんか、しんみりした感じがする通りやね。
その通りじゃ!みすゞさんの詩がいっぱい刻まれた石碑が並んどって、歩いてるだけで心が温かくなるんよ。
へぇ~、詩を感じながら歩くって、ちょっと大人っぽい雰囲気やね。で、フクぞうは詩とか好きなん?
フグだからのう、詩はなかなか読まんけど…ここに来ると、なんか詩を読んでみたくなる気分になるんじゃ。
そうなんじゃ!詩って、読むだけじゃなくて、場所の雰囲気にも合うもんなんじゃね。あ、そういえば、あそこにある『みすゞの家』って、どんな場所なん?
『みすゞの家』は、みすゞさんの生家を再現した場所で、彼女が生きた時代の雰囲気を感じることができるんじゃ。展示物もあって、みすゞさんの足跡を辿れる場所なんよ。
おお~!そんな場所もあるんか。じゃあ、詩だけじゃなくて、みすゞさんの人生にも触れられるってことか。
そうなんよ。詩を読みながら、みすゞさんが過ごした場所や考えを感じ取ることができる、そんな深い意味が込められた通りじゃけぇ、若い人にもぜひ来てほしい場所なんじゃ。
うん、なんか、心に残る場所になりそうな気がする。今度は詩を吟じながら歩いてみようかな…。って、まだ詩の内容覚えとらんかったわ!
やっぱりお前には、昼寝が似合うわ!
(つのしまおおはし)
にゃこた、ここがCMでも有名な角島大橋じゃ!ここの橋、ほんまにすごいよ。海の上にかかっとるけぇ、景色が最高なんじゃ!
おお~、海の上を歩けるなんて、ちょっと映画の世界みたいじゃね!でも、海に浮かんでる感じって、ちょっと怖くないか?
怖いなんて思う暇もないくらい、絶景が広がっとるんよ。特に、橋の途中から見える『海士ヶ瀬』(あまがせ)ってところがすごいんじゃ。
海士ヶ瀬?なんじゃそれ、海の中に島が浮かんでるみたいなところか?
違うんよ!海士ヶ瀬は、島から波が当たって、まるで海の中に線が引かれたみたいに見える場所なんじゃ。あの波の景色が、まるで絵画みたいで、見ててうっとりするんじゃ。
線のような波か~!それは確かにすごそうじゃね!写真撮りたくなるわ~。あ、でもフクぞう、写真撮るのに夢中になりすぎて落ちんように気をつけんと!
確かに気をつけんといけん。ま~撮影もいいけど、景色をそのまま楽しむのも大事よ。
わかっとるって!でも、橋が長いけぇ、途中でお昼寝したくなっちゃうかもな~。
また昼寝かい!お前の昼寝はどこにでも現れるな。でも、実際、この橋は歩いて渡るだけでも楽しいし、景色が飽きないけぇ、何度でも楽しめる場所なんじゃ。
そっか!昼寝してる場合じゃないな。さっそく橋を渡って、海士ヶ瀬を見に行こう!
その意気や!昼寝をやめたお前、生き生きしとるぞ!!
(あきよしだい)
にゃこた、今日は『秋吉台』に来たんじゃけど、ここはすごい場所じゃぞ!
おお、秋吉台か!すごく広大な草原が広がっとるのう!なんかあちこちに岩がある!
そう、実はここは日本最大のカルスト台地なんよ!石灰岩が風雨で削られてできたゴツゴツした岩や、岩の隙間から顔を出す草がカルストの特徴じゃ!
うおー!見てて圧倒されるなあ!
そして秋吉台の一番の見どころは、なんといっても『山焼き』じゃな。
山焼き?それってなんじゃ?火を使う祭りみたいな感じか?
そう!毎年2月に行われる『山焼き』は、秋吉台の広大な草原を一斉に焼いて、草を新しく生えやすくするための伝統的な行事なんよ。
うわぁ、草原を焼くなんて壮大なイベントだ!どんな感じになるん?
山焼きは近所のボランティアの人が火道切(ひみちきり)といって周りに火が広がらんように草刈りをするのが大変なんじゃ
そうか!いろいろ苦労してこの広い秋吉台を燃やすなんてぶちすごいイベントなんじゃね!それじゃあ、ワシはその火で魚でも焼いて食べようかの。
火傷するわ!ほんまに迫力満点じゃけぇ、2月の山焼きも一緒に見に行こう!
(からといちば)
にゃこた、ここは『唐戸市場』言うて、週末になると賑わって、特にお寿司が一個ずつ買えるのが有名なんじゃ!
お寿司が一個ずつ買えるん!?それ、すごくない?好きなネタを少しずつ楽しめるってことか!
その通り!一口サイズで新鮮なお寿司がいっぱい並んどるけぇ、いろんな種類をちょっとずつ食べていけるんよ。
それは便利じゃね!じゃあ、フクぞうはどんな寿司を選ぶん?
もちろん『フク寿司』じゃろ!唐戸市場に来たからには、フクを食べんと始まらんけぇね!
フク寿司って、なんか自分を食べてる気がして怖くない?
大丈夫だ!むしろ、どれが新鮮かすぐに分かるぞ。
あ、そうか!じゃあ、他にもいろんなネタがあるんやろ?
そうじゃな、ノドグロとか、タイ、ハマチなんかも美味しいで!それぞれのネタが、どれも新鮮で美味しいけぇ、何個でも食べたくなるんよ!
うわー、いっぱい食べたくなる!でも、どれにしようかな…。たくさんありすぎて選べない~。
唐戸市場は選ぶのが楽しいけぇ、きっと気に入るものが見つかるで!唐戸市場の外に出て、関門海峡を眺めながら寿司を食べるのも気持ちがええぞ!
(かんもんきょう じんどう)
にゃこた、今日は関門海峡をつなぐ全長780メートルの歩行者用海底トンネル『関門橋の人道』に来たぞ!
か…海底トンネル?海の中を歩くんか?ワシ、海水はちょっと苦手じゃけぇ…
心配せんでも大丈夫!ちゃんと水抜きシステムがあって、水漏れの心配はないんじゃ。それに福岡県と山口県の県境を歩いて越えられる海底の県境として有名なんじゃ。
ほほう!海の中を歩きながら、福岡県と山口県を行き来できるってことか!それは面白そうじゃな!
その通り!『人道』を歩きながら、ふたつの県をまたぐことができるんよ。普通はなかなかできんけぇ、ちょっとした特別な体験じゃな!
歩いてふたつの県をまたぐって、なんかすごい達成感がありそうやね!それに、海の中を歩けるって、普通じゃできん体験じゃ!
あ、じゃがここは確かペットは連れて入れないんよ。残念じゃったな、にゃこた。
誰がペットじゃ!ワシは立派な猫様じゃ!
すまんすまん。人道は徒歩だと無料で通れるし、中には観光地紹介パネルとかもあって、観光中の寄り道におすすめな場所なんじゃ!
(きわ・ら・びーち)
ここがキワ・ラ・ビーチじゃ!日本のウユニ塩湖言われる絶景スポットよ!干潮時に潮溜まりに空や夕陽が映り込んで、まるで鏡みたいになるんじゃ!
ほぉ〜!これがウニ塩湖か!
ウユニじゃ!お前、食べもんばっか頭にあるんか!
でもわし、猫じゃけぇ海水は苦手なんよねぇ…舐めたら塩辛いし。
舐めるんじゃない、見るんじゃ!
あれ?この砂浜の模様、なんか不思議じゃのぉ?波の形が残っとるんじゃな!
そうそう、これが干潮時の特別な景色よ!波が砂浜に描いた筋模様がめちゃキレイなんじゃ。潮溜まりとセットで見ると、自然が作るアートみたいじゃろ?
フクのくせに、おしゃれなこと言いよるの。
ワシが何言うてもええやろ!ちなみに、5月頃には潮干狩りもできるし、夏は海水浴も楽しめるんじゃけぇ若い子に大人気よ!
すごいビーチじゃの!じゃけど、わしはやっぱり夕陽がええわ。写真撮って“いいね”稼ぎたくなる絶景じゃのぉ。
そやろ!空と海が一体になる光景、一回見たら忘れられんのじゃ。日本とは思えない絶景写真が撮れるぞ〜!
(ほうふてんまんぐう)
ここが日本最初の天満宮、防府天満宮じゃ!学問の神様、菅原道真公がおられるけぇ、受験生がよぉ来るんよ。
ほー、わしも『もっと美味いもんが食べられますように』ってお願いしちゃろ!
お前、学問の神様相手に何お願いしとるんじゃ!アホ丸出しやぞ!
それより、『裸坊祭』いうて裸で走り回る祭りが11月にあるんじゃろ?
そうそう!男衆が御神輿担いで『アッソイ!アッソイ!』言うて走るんじゃ!迫力満点よ!
わしも混ざろかのぉ?毛皮脱ぐのは無理じゃけど!
ええやん!今より男らしくなるかもな。
『牛替神事』(うしかえしんじ)も面白そうじゃの!紙の牛、買うてみたいわ。
牛は道真公の使いじゃけぇ、それを買うとええ運気がくるんよ!
じゃけぇ、次は『猫替神事』も追加してくれんかの?
そんな神事、あるかい!